受け口(反対咬合)は自然に治る?成長期の今だからこそできる早期治療の重要性とチェックポイント
受け口(反対咬合)とは?
「受け口」とは、下の前歯が上の前歯より前に出ている噛み合わせのことを指します。
専門的には「反対咬合(はんたいこうごう)」と呼ばれます。
お子さんの横顔を見たときに、下あごが前に突き出て見える場合は、
受け口の可能性があるかもしれません。
自然に治るケースもある?
「乳歯の時期の受け口は、自然に治ることもある」と言われることがあります。
たしかに軽度の反対咬合であれば成長とともに改善する場合もあります。
しかしながら、永久歯への生え変わり期(5〜8歳半頃)でも受け口が続いている場合、
そのまま放置してしまうと、骨格の問題に発展する可能性が高くなります。
受け口を放置するとどうなる?
受け口を放置すると…
- 顎の骨格がズレたまま成長する
- 顔つきに左右差が出る
- 発音や咀嚼(かむ力)にも悪影響
- 将来的に外科手術が必要になることも
など、機能的・見た目的にも多くのリスクを伴います。
早期治療のメリットとは?
早めに治療を始めることで…
- 顎の成長をコントロールできる
- 骨格への影響を最小限に抑えられる
- 歯を抜かずに済む可能性が高くなる
- 外科的な骨を切る手術をしなくても済む可能性が高くなる
- 大人になってからの矯正期間を短縮できる
何より、お子さんの自信や発音、表情の明るさにもつながっていきます。
当院では「ポカンとダイナソー」プログラムでお口全体を育てます
当院では、受け口の治療において「歯並びだけ」にとどまらず、
舌の位置・呼吸・飲み込み方などの口腔機能も重視したアプローチを行っています。
それが、当院独自の「ポカンとダイナソー」プログラムです。
このプログラムは…
- 口呼吸・舌癖などの悪習癖を楽しく改善し
- シール台紙やごほうび缶バッジでモチベーションUP
- 自宅でも取り組める簡単トレーニング
「ただ歯を動かす」のではなく、お口の正しい育ちをサポートすることで、
受け口の根本的な改善を目指します。
まとめ|「自然に治るかも」で様子見をする前に
受け口は早期に発見・対応することで、
大人になってからの負担を大きく減らすことができます。
気になるサインがある方は、ぜひ一度ご相談ください。
「今のお口の状態を知る」ことが第一歩です。
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