「舌の正しい位置」知っていますか?大人も子どもも今日からできる簡単トレーニングで口腔機能を改善!
「舌の正しい位置」って?なぜそんなに重要なの?
普段、あなたの舌はどこにありますか?
「気にしたことがない」という方も多いですが、実は舌の位置が悪いと以下のような問題を引き起こす可能性があります:
歯並びの乱れ(特に前歯がガタガタ・出っ歯・開咬)
口呼吸の習慣化
慢性的な喉の乾燥やいびき
姿勢不良(猫背・前方頭位)
嚥下(飲み込み)異常
顎関節症のリスク増加
これらは子どもだけでなく、大人にも共通する問題です。
正しい舌の位置(安静時舌位)とは
口を閉じてリラックスした状態のとき、舌はどこにあるべきでしょうか?
✅ 舌の先が上の前歯のすぐ後ろ(スポット)に軽く接触
✅ 舌全体が上あごにしっかりと密着(舌背〜舌根まで)
✅ 歯に触れない
✅ 舌を上げていても顎や首に力が入っていない
この状態が、正しい舌の位置(正しい安静位)です。
舌の位置が悪いとどうなる?(低位舌の影響)
「低位舌」とは、舌が下がっている状態を指します。
この状態が続くと:
舌が気道を塞ぎやすくなり、睡眠時無呼吸症候群のリスクが上昇
舌で歯を押す癖(舌突出癖)により、歯並びが悪化
口呼吸が続き、むし歯や歯周病のリスクが増加
正しい嚥下ができず、口周囲筋のバランスが崩れる
また、乳児期や学童期にこの状態があると、顔貌の発育そのものに影響を与える可能性もあります。
誰でもできる!舌のトレーニング3選
① スポットタッチ
鏡の前で、舌の先を「上の前歯のすぐ後ろ」に当て、10秒キープ。
1日3セットから始めましょう。
② ポッピング(クリック音)
舌全体を上あごに密着させ、「ポンッ」と音を立ててはがします。
10回×3セットで、舌の持ち上げ力を鍛えます。
③ ストロートレーニング
水を細いストローでゆっくり吸いながら飲みます。
舌・頬・口輪筋の協調性を養います。
当院の取り組み|専門的な口腔機能評価とトレーニング
Smile Fit Dental Studioでは、ただ「舌の位置を上げてください」では終わりません。
導入している「ポカンとダイナソー式口腔機能改善プログラム」では:
舌の形・力・動きの評価
姿勢や呼吸パターンの確認
嚥下(飲み込み)の癖の確認
顎や顔面の発育評価(必要に応じて画像診断や咬合診査)
個別にカスタマイズしたトレーニング
楽しく続けられるプログラムをご用意しております。
まとめ|まずは舌の位置を“意識”することから
舌は小さな筋肉のかたまりですが、その役割はとても大きく、
「歯並び」「呼吸」「姿勢」「発音」「飲み込み」にまで関係します。
「正しい位置にあるかどうか」を意識するだけでも、
日々の生活の質が少しずつ変わっていきます。
「自分や子どもは大丈夫かな?」と思った方は、
当院までお気軽にご相談ください。
あなたの生活の“土台”を、舌から整えてみませんか?
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Smile Fit Dental Studio
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