白い歯・セラミック治療
審美治療に特化した歯科医院で技術を磨いた専門性の高い歯科医師が担当
当院の副院長は以前、審美治療に特化した歯科医院で勤務していました。そこは立地的にも、口元の美しさを求めて来院される患者さんが多く、患者さんから求められる要求が高い中、毎日のように審美治療を行って技術を磨き、経験を積んできました。1本や2本の歯だけの治療ではなく、お口の中全体をキレイにするような大掛かりな審美治療も、日常的に行ってきました。
そんな経歴を持つ副院長が担当する当院の審美治療では、見た目はもちろんのこと、健康な噛み合わせもしっかりと考慮された専門性の高い治療をご提供しています。患者さんのお顔立ちを見て、1本1本の歯の形やスマイルライン、エステラインと呼ばれる歯と唇の美しいバランス、お顔全体のバランスを考慮した治療をすすめますので、自然で美しい仕上がりにすることが可能です。
自然で美しく見える治療
スマイルライン
「スマイルライン」は、前歯の先端をつないだラインのことです。スマイルラインが下くちびるに沿ってゆるやかなカーブを作っている状態は美しさに大きく関わってくる要素です。
黄金比を考慮した歯の大きさ
1.6、1.0、0.6(正確には1.618、1.0、0.618)という「黄金比」を考慮して歯の横幅を決めていきます。このことにより、バランスの良い歯に見えることに結び付きます。
歯の角度を考慮する
歯の「角度」を考慮し、わずかにだけ内向きにすることで、バランスの良い歯に見えることに結び付きます。
セレックプライムスキャンを導入
当院では「セレックプライムスキャン」を導入しています。現在(2021年12月)最高峰の精度を誇る先進のモデルです。このプライムスキャンでは、従来の歯型取りのように、シリコンの柔らかいものを口腔内に入れて、数分間噛むというようなことはせず、専用の光学スキャナで歯や歯並びを読み取って、コンピュータにデジタルデータとして即座に保存します。プライムスキャンは非常に高い精度でスキャンが可能なのと、スキャンスピードがこれまでのモデルと比べ大幅にスピードアップ(従来モデルの4倍)している点が特徴です。
歯科治療での詰め物や被せ物は、歯型取りが悪くて、精密なものが出来上がらない場合、隙間ができるなどして二次むし歯の原因にもつながってしまいます。そのため精密な歯型を取ることがとても大切になります。プライムスキャンでは、口腔内スキャンのなかでもトップクラスの精度を誇っているモデルで、精密な治療を可能とします。
こだわりの技工所選び
歯の詰め物・被せ物を実際に作るのは歯科医師ではなく、歯科技工士という専門家です。そのため、熟練した歯科技工士の所属する歯科技工所選びが、審美治療の出来栄えに大きく影響します。
そこで当院では、患者さんにとってベストな詰め物・被せ物を製作できるよう、技工所の腕前や品質を見極め、厳選して依頼しています。
例えば一口に技工所といっても、それぞれに得意とする分野が違うものです。
そこで製作する詰め物、被せ物の種類によって依頼する技工所を変えています。また物によっては審美歯科への要求水準が高いアメリカで勤務した経験を持つ歯科技工士に依頼をすることもあります。
生まれ持った歯のように自然でキレイな詰め物・被せ物をお求めの方は、ぜひ当院にお任せください。
歯科審美治療について
歯科における審美治療
一般的に歯科における審美歯治療とは、「歯」や「口元」の「美しさ」にフォーカスした歯科治療のことを総合的にいいます。歯科治療には「虫歯や歯周病の治療」といった病気の治療といった側面、「良く噛めるようにする」といった機能修復的な側面があります。
さらに、「白い歯にする」「形の良い歯にする」「歯並びを整える」といった審美的な側面を満たす、「美しさ」という観点を加えた歯科治療が、歯科における審美治療です。
歯科における審美治療は、大きく分けると、薬剤の力で歯を今よりも白くする「ホワイトニング(ブリーチング)」、詰め物や被せ物などで、歯の色、歯の形などを美しくする「白い歯・セラミック治療」、また、歯を動かして歯並びを美しく整える「歯列矯正・矯正治療」も審美治療のひとつと言えるでしょう。
白い歯・セラミック治療
セラミック治療とは
セラミック治療とは、これまでの治療のような銀歯やプラスチックではなく、詰めのや被せ物、ブリッジなどに、セラミックやジルコニアといった質の高い歯科材料を用いたメタルフリー(金属を使用しない)治療です。セラミックは陶器と同じ素材で、透明感のある自然な白さを再現することができます。セラミックは経年劣化することがなく、清掃性が良く、虫歯になり難いといった特徴もあります。
また、セラミック治療は身体に優しい治療です。さらに、セラミックを使用して行うメタルフリー治療では、人工歯だけでなく、人工歯根に至るまで、金属を一切使用しません。完全にメタルフリー(金属を使用しない)治療では、金属アレルギーや歯茎の黒ずみの心配がありません。
セラミック素材の種類
オールセラミック
セラミック素材だけで作られた白い詰め物・被せ物です。生まれ持った歯に近い、自然な白さを再現することが可能です。また金属を使用しないため、歯ぐきの黒ずみが起こらず、金属アレルギーの方も安心して使用していただけます。
ジルコニア
セラミックの一種で、強度に優れたジルコニアを用いて作られた白い被せ物です。表面がなめらかで、汚れがつきにくいため、お口の清潔を保つことができます。ジルコニアは整形外科の人工関節などにも使われている素材なので、人体へ与える影響も少なくて安全性が高いのが特徴です。
ハイブリッド
セラミックとレジン(歯科用プラスチック)を融合させた素材で作られた白い詰め物・被せ物です。保険治療のプラスチックで作る詰め物よりも自然な白さを再現できます。数%レジンが含まれているので、オールセラミックよりリーズナブルな価格でご提供できるのも魅力です。
セラミック治療の種類
セラミックインレー
セラミックインレーとは、奥歯の虫歯を削って、削った部分の歯型を取って作る「詰め物」のことです。削る部分が小さな場合にはこのセラミックインレーでの治療となります。
セラミッククラウン
セラミッククラウンは、セラミックで作られた「被せ物」のことをいいます。セラミックだけを使ったものから、裏打ちをジルコニアで補強したものなど、さまざまなタイプがあります。
ラミネートべニア
ラミネートベニアは、歯の表面を少しだけ削り、薄いセラミックの板を「貼り付ける」審美治療の方法です。一般的に被せ物をするには歯を大きく削る必要がありますが、ラミネートベニアでは0.3~0.5mm削るだけで歯を白い見た目にできるため、歯への影響が少ない治療法です。
ファイバーコア
ファイバーコアとは、最先端のグラスファイバーとコンポジットレジンを原料とする「土台(コア)」です。グラスファイバーは人体に安全で、それを束ねた隙間にレジンを含ませてコアを作ります。金属の土台(メタルコア)と比べ、歯根破折を引き起こすリスクを低減でき、歯ぐきに黒いしみを作ったり、歯ぐきがやせて黒っぽい金属が見えてしまうリスクがありません。
ダイレクトボンディング
ダイレクトボンディングは、セラミックとコンポジットレジンを混ぜ合わせたハイブリットセラミックというペースト状の素材をお口の中で直接盛り付けていき、光をあてて硬化させながら形を美しく整えていく治療法です。欠けた歯の修復や変色した歯の色を自然に整える際などに用いられます。ダイレクトボンディングは、型取りが不要で、即日で治療を終えることができ、天然歯と見分けがつかないほどの自然な色や形を再現可能です。また、金属を使用しない(メタルフリー)のため、金属アレルギーの方も安心してご利用いただけます。